そういえば、夏休み期間の間に、日本からお友達が訪ねて来てくださいまして。
「パリに行ってみたい」
ということだったので、バカンスでパリを離れているパリの友達のアパルトマンを借りて、
付き添いでお友達と一緒にパリへ行ったんです。
息子と夫をドイツに置いて。
2泊3日。
意外に思われるかもしれませんが、うちの旦那、やる気になれば子育ても家事も一通りできます。
短期間であれば。
パリからドイツに帰る電車の中で、(大丈夫かなー)と心配になりましたが、
家へ帰りついてみれば息子も旦那も上機嫌。
お土産のフォアグラを喜んで料理してくれる旦那。
「フォアグラ買ってきてくれるっていうから、ワイン専門店でフォアグラに合うワインを選んできたんだ」
と美味しい夕食を用意してくれました。
パリで遊んで帰ってきた妻に夕食を作ってくれるなんて、いい人!
散々こき下ろしてますが、うちの旦那、いいところもあるんです。
アパルトマンを貸してくれた子以外にもパリには何人か友人がいまして、
その中でも仲良くしているのがソニア。
6年ぶりにパリで再会し、
「こんなに長くあんたに会わなかったなんて信じられない!
次はすぐ会わなきゃ」
ということで、その後すぐにソニアがドイツの片田舎まで私たちを訪ねてくれました。
このソニアと私にはいくつか共通点があるのですが、
とにかく二人とも
男運が悪い。
ソニアは私に輪をかけて男運が悪い。
6年前、最後に会った時、ソニアは婚約したばかりだったのですが、
婚約指輪を私に見せてくれようとしたら、台座からダイヤモンドが外れまして。
…何これ、嫌な感じするわ…。
なんて思ってたら、その婚約相手、祖国に家庭を持ってましてね。
しかも、ソニア以外にも指輪を贈った相手がいることまで発覚し…。
その相手がドイツ人だったそうで。
そんな因縁のドイツにソニアがやってきた。
コンサルティングファームでバリバリ働いているソニアは押しが強く、おしゃべり上手。
旦那もすっかりソニアが気に入り、
「次はソニアを訪ねてパリに行こう」
なんて言ってました。
上機嫌の旦那は
「ソニアと二人でガールズナイトを楽しんでおいでよ」
なんて快く夜も私たちを送り出してくれました。
うちの旦那、いいところもあるんです。
(2回言った)。
新しいパートナー探しに余念のないソニアですが、一方で「ろくな男が見つかりそうにないから、自分の子を持つのは諦めて養子を受け入れるの」と養子を受け入れるための準備も進めているそうで。
二人で飲みながらそんな話で盛り上がり、ソニアがパートナー探し中に出会ったろくでもない男性の話で大笑いし。
でね、そんなろくでもない男のオーソリティーでもあるソニアが去り際、
「あんた、大変なことになったらすぐ連絡してくるのよ。
うち、部屋余ってるんだから」
と耳打ちしてきまして。
…何これ、嫌な感じするわ…。Part2
ソニア、あの時、何に気づいてたの…?
ちょっと奥さん、押してってー

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