今回のクラスメイトで英語も話す人は約半数。
まだまだスムーズにドイツ語を話せるレベルではない私たち…のはずですが、喋る人はむちゃくちゃ喋る。
「私、ドイツ語、喋れるのよ。でも、B1取らなきゃいけないからここに来てるの」
という人もいました。
(ビザの関係でしょうか)。
たいがいおしゃべりなクラスメイトの中で群を抜いて喋るのが、ルーマニア出身のクレア。
喋り殺されるかと思うくらい喋ります。
病院清掃のお仕事をしているクレア、仕事が大変なようで、いつもちょっと疲れているのですが、口は元気。
すでに10年近くドイツに住んでいるそうで、ドイツ語も達者です。
ただ、「移民のドイツ語」と揶揄されるように、人称変化、格変化は割と無茶苦茶。
私が今、喋っているのも「移民のドイツ語」で、クレアよりもっともっと低レベルです。
ドイツ語、本当にルールや覚えることが多い…。
英語なら「The」一つで済む定冠詞が「Der・ Die・ Das」と男性、女性、中性の3つもあって、これが1格から4格でトランスフォームしますからね…。
もう、何を言ってるのかわからないと思いますが、書いてる私もよくわかりません。
で、このクレアがやってくると、二番手におしゃべりなチリ出身のクラウディアに
「うるさいのが来た!むったー、逃げて!」
とアドバイスをもらうことも度々でしたが、
このクラウディアもよく喋ります。
で、陽気なスペイン語圏の人々ももちろんよく喋る。
妻はPHDの勉強中、夫は工事現場でお仕事、というスペイン人のご夫婦もいたのですが、この人たちなんか授業中に夫婦喧嘩を始めてましたからね。
それをおおらかに笑ってみているシシリア出身の先生。
この人もおしゃべりです。
まだまだまともな会話ができるレベルではないけれど、どうにか意思疎通がドイツ語でできる部分も出てきたため、クラスにもまとまりがある。
初回のA1-1のクラスはほぼほぼ個人プレーな感じでしたから、それに比べたら格段の進歩です。
A1-1のクラスが殺伐としていても、その先はきっと好転してくるはずなので、今からドイツでドイツ語の学校に通う予定の方はどうぞ、めげずに頑張ってくださいね。
ちょっと奥さん、押してってー
人気ブログランキング